【代理投稿】ベルマーレが僕の人生にもたらしてくれた事〜湘南ベルマーレアドベントカレンダー2016 3日目〜
12月3日のアドベントカレンダーは、匿名希望さんの投稿です。
誰が書いたかを明かしたくないとのことでしたので、僕のブログをお貸しして記事を公開することにしました。
小学4年の秋にベルマーレに出会ってからベルマーレにどっぷりハマった少年は、しかし約10年の時を経てすっかり大人になり、自分の思いと向き合っています。
ベルマーレに対する熱い気持ち、お読みください。
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僕が湘南ベルマーレに出会ったのは、小学4年生の時。
その頃の事から、今まで。
湘南ベルマーレというクラブと、その周りに集まった素晴らしい人達の話をさせて下さい。
小学4年生の秋。
地域の巡回事業として、湘南ベルマーレの普及コーチ達がホームタウンの小学校を回ってくれていて、僕の小学校に来てくれた。
そこで、無料の観戦チケットを貰った。
普段は怖くてあまり近づきたくないなって、避けていた父親に珍しく僕から口を開いた。
「無料だから連れてってよ」
これは最近聞いた話だけど、無料だからに惹かれて連れてってくれたそう。笑
そして、初めての平塚競技場へ。
日付は流石に調べたけど、
2007年 9月 22日
J2 第41節 vsコンサドーレ札幌
学校の友達と話せる話題も出来て、嬉しかった。
今思えば、あんなに親子で話す事もそれまで無く、帰り道に父親とまた行こうって話せた事、それもまた嬉しかったんだと思う。
その後、学校に行くなり、友達に「ベルマーレ見に行った!」って話しかけたら、「俺ベルマーレのスクール生だよ!」「金永基のサイン筆箱に書いてもらったよ!」「アジエルの真似できるよ!」びっくりする位話が弾んだ。
本当に嬉しかった。 下手くそだけど、休み時間のサッカーにも混ぜてもらえて、休み時間が待ち遠しくてしょうがなくなった。
暫く経って、2008年の春は親子で初アウェイ。VS甲府。公式のバスツアーだった。
雨降ってて寒くて、座ってブルブル震えながら試合を見ていました。
正直、後半は早く帰りたくなってきてた。笑
そうしたら、リンコンの連続ゴール。 チーム4点目となるリンコンのその日2ゴール目は、反射的に立ち上がった。
これもまたいい思い出。
それからは、毎週末の予定に当たり前の様にベルマーレが入っていました。
父親と、毎週どこかに。
平塚は勿論、北から西へ。
二人で色んな所に行った思い出は最高の宝物です。
長居(当時のセレッソのホーム)で、試合終わって、走って行ったら閉まってた浪速屋ってたこ焼き屋。
神奈川から来たって言ったら開けてくれて、バスの中で火傷しながら頬張りました。
また、ある時は、馬入デビュー。笑
サイン会でしか会った事ない選手と話せて、写真とって、サイン貰って。
いつの間に、ベルマーレは僕にとって、そして僕達親子に取ってかけがえの無い、本当に大切な存在になりました。
二人でゴール裏で、沢山跳ねて声を枯らして。
大切な仲間達も沢山増えました。
例えば、毎週末、試合開始の何時間も前に集まって、沢山準備をするグループの先輩たち。
試合日以外も、活動している事が割とあります。
お金が貰える訳でもなんでもなく、ただ好きだからってだけで毎試合ホームもアウェイも行く。
人生の一部です。
尊敬出来る先輩も出来ました。
出会って何年だろう、そんな今も沢山助けられています。
辛い事も沢山ありましたが、辛ければ辛いほど、勝ったた時の喜びは何にも替える事の出来ない素晴らしい物でした。
2011年のホーム川崎戦で一目惚れして、ずっと好きだった永木亮太も、キャプテンになり、移籍をし、代表選手になり。
話は変わり、僕は2015年の春先から試合に行ってません。
理由は、仕事に就いたからです。
世間がお休みの時、頑張って働く仕事です。
バイトから始まって、社員として副店長になるのがまず1つの目標でした。
その目標は、最近ようやく達成出来ました。
学校にろくに行かず、親に心配ばかりかけました。
だから、仕事に就いて頑張って、少しでも親を安心させて、親孝行が出来たらなって思ってます。
その為には人の何倍も努力して、失敗して、頑張らなければ。そう思っています。
なので、試合に行くのを一旦止めました。
仕事だけ、集中してみたくなったからです。
勿論、試合に行けないのはとても寂しいです。
今も僕はベルマーレが大好きです。
毎試合、見てます。
頑張ってる選手も、サポーターも、色んな人から毎日頑張る力をもらっています。
纏まりの無い文章ですみません。
とにかく、ベルマーレは本当に素敵なクラブです。
僕の人生を変えてくれ、素晴らしい出会い、親子の思い出、全てを作ってくれました。
ベルマーレ、本当にありがとう。
これからも応援し続けます。
試合に行って応援する。
その何気ない日常は、きっと何よりも幸せな事だと思います。
どうか、全力で楽しんで下さい。
最後になりましたが、たけさん素敵な企画をどうもありがとうございました。