モナコ&ニース モナコ編
先日出張でニースに行ったんですが、こっちの会社的には(帰りの飛行機の値段がそんなに変わらなければ)プライベートでちょっと延泊して観光しても良いって聞いたので、モナコとニースをついでに観光してきました。ので、そのブログでも書こうかと。
どうでもいいけどモナコ&ニースってなんか言葉の響きがいいですね。モナコ&ニース、うん。
モナコ
はい。で、まずはモナコからです。
金曜の夜、現地の上司(イタリア人)と明日モナコ行こうと思ってるんだよねっていう話をしていたら、サッカー好きならついでにモナコの試合見てくれば?という話になったのですが、いかんせんキックオフが20時。スタジアムは駅からちょっと離れてるし、ホテルはニースだしってことで、まず電車で帰れるのかどうか調べてくれたのです。そしたら、一応ダイヤ的には乗れそうな電車はあるものの、なんと今はストライキ中でその電車はキャンセル予定。調べてみると、土曜日にモナコからニースに帰れる電車の最終は20時発。はいムリー、ということで今回はパスすることに。ニースにはまた来る機会はあると思うので、次の機会を狙おうと思います。
土曜の朝、実際行ってみないとどの電車が動いてるかとか代替輸送があるかとかはわからないからとりあえず行ってみろと言われ、まずは8時ごろにニース駅へ。するとなんと8時15分発の電車がモナコに行くことが判明。急いでその場でチケットを買ってモナコへ。ニースからモナコは電車で20分くらいなので、あっさりモナコに到着。といっても、どこの施設もオープンするのは10時とかなので、まずは適当に街を散策。
モナコでの朝焼け
モナコ公国というだけあって、大公が国家元首の国です。一昔前だとグレース・ケリーが公妃だったりして有名でしたね。(ちなみに今の大公は前大公とグレース・ケリーの息子)もちろん今でも大公はこの宮殿に住んでいるそうです。宮殿内はとてもキレイでいろんな部屋があったんですが、撮影厳禁なので写真はありません。
大公宮殿前の広場から見下ろしたモナコの港。自分で言うのもなんですが、観光ガイドに載ってそうな写真が撮れたなと笑
そのままちょびっと歩いてモナコ大聖堂へ。ここは歴代の大公の墓所ともなっています。
ヨーロッパの有名な教会に行くとその荘厳さに毎回驚くんですが、一方でその荘厳さが宗教にとっての舞台装置として重要だったんだろうな、という気分にもなります。こんだけすごかったらなんか神様とか信じちゃう人もいるかもな、的な。
で、更にちょっと歩いたところにある海洋博物館へ。海洋博物館と言っても半分以上は水族館です。この建物で水族館って想像できないなと思いつつ、でも上野の博物館みたいな感じかな、とも。
ちなみにこの海洋博物館、海側からみるとこんな崖の上に建築されてるんだそうな。ちょっと怖くもあるけど、地震ないからこういうこともできるのかなぁ。
隠れきれないカクレクマノミ
海洋博物館なので、こういった展示系もあります
で、またまた更にちょっと歩いて、モナコ公室御用達のショコラティエへ。
せっかくなのでお土産にちょっとだけチョコレート買ってみました。
こっちで食べるチョコって基本甘みが強いと思ってたんですが、さすがに公室御用達、非常にお上品な甘さでとっても美味しゅうございました。
で、ランチを挟んで午後はF1のコースに沿ってモナコ市街をめぐることに。
モナコでF1レースが開催されるのは5月後半のようで、まだ現在は設営の最中。市街地コースなだけあって、本番だったらレーシングカーが走る道も普通に歩けます。
有名らしいヘアピンカーブ(実はあんまり詳しくない)
トンネル(有名らしい)
コースに沿って歩いていると、その途中にはモナコでいちばん有名なカジノも。
入ってすぐのところまでは写真OKだったんですが、実際の賭場は撮影NG。しかも賭場も決して大きくなくて、遊べるものも最近はデジタル表示の筐体のものばかり。雰囲気だけなら日本のゲーセンさながら。でもリアルマネー賭けるんだけど。ちなみに一般人が遊べるエリアの奥には、ガチ富豪だけが遊べるエリアがあるようです。
最後はモナコの日本庭園。なんでもグレース・ケリー公妃が日本文化に強い関心をお持ちだったそうで、日本庭園を作りたいと考えていたんだそうな。(ただし日本庭園の造園前に公妃は他界)
個人的には狭いスペースに日本的なものを詰め込みすぎてる感じがして、ちょっと侘び寂びに欠けるかなという気はしましたが、それでも少なからず日本をちゃんと感じられる空間ではありました。
モナコは以上で。これ以外にも写真はたくさんあるので、よかったらこちらで見てください。
長くなったのでニースは次の記事に。
*1:実は途中工事中のところがあって道に迷った